大濠公園を見下ろせるところと言えば、福岡城天主台跡です。
この天主台跡に上がると、天神に立ち並ぶビル群が見えますので、天神の方(東)に目がいきがちです。
もし時間が有れば、西側の景色に目を移してみて下さい。
天主台の西側からは、大濠公園を見下ろすことができます。
そして、じっくりと昔の大濠公園の姿を想像してみて下さい。
パワーとロマンを、感じることができます。
大濠公園は、周囲が2キロあり、敷地内に能楽堂、日本庭園、美術館、ロイヤルのレストラン、スターバックス等があります。
また、有料駐車場もありますが、隣接して地下鉄の駅があるので、遠方からの訪問者が大変多い公園です。
むかし、大濠公園は海とつながっていましたが、福岡城の内堀としての役目も担っていました。
この天主台の上に天守閣が有ったのか無かったのかについては諸説ありますが、いずれにせよ領主の黒田長政は、この場所から、内堀である大濠公園を見下ろしたのです。
父如水は豊臣家と共に戦い、藩主である自分(長政)は徳川家の為に働き、ここ福岡の発展を想いながら汗を流した生き様が、ここにあります。
黒田長政の思いや福岡の今昔に思いをはせることができる、良かとこです。
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